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2022.2.28スタッフブログ
賃貸物件の解体工事費用について①
賃貸物件の解体工事費用について①【大阪の解体工事ブログ】
大阪にお住まいの皆様こんにちは!
大阪の解体工事クリーンアイランド のブログ更新担当です!
大阪の皆様はいかがお過ごしでしょうか?
今回は、【賃貸物件の解体工事費用➀】についてご紹介していきたいと思います。
contents【目次】
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【大阪 解体工事】賃貸物件の解体工事費用について①
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【大阪 解体工事】賃貸物件の解体工事費用相場
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【大阪 解体工事】賃貸物件の解体工事費用の変動要因
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【大阪 解体工事】賃貸物件の解体工事はごみの量が多い
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【大阪 解体工事】まとめ
賃貸物件の解体工事費用相場
アパート等の賃貸物件の解体工事の費用を出す際に、解体工事業者がどのようなところを見て、費用の概算を出しているのかをご説明していきたいと思います。
日本には、多くの賃貸物件があります。この賃貸物件は毎年コンスタンスに建設されているように思われがちですが、実は戦後の高度経済成長期によって、現在まで賃貸アパート建設ブームが3回起きており、それによって賃貸物件の建設に大きな影響が出ているのです。その概要は、下記になります。
- 1960年代後半~1970年代前半の高度経済成長期→年間最大数約80万戸
- 1980年代後半~1990年代前半のバブル経済期→年間最大数約85万戸
- 2000年代前半~2000年代後半のアパート投資ブーム→年間最大数約50万戸
このように、戦後から景気が上昇することに伴い賃貸物件の建設数は増加し、景気が後退することに伴い減少していることがわかるかと思います。賃貸物件の建設数は、経済状況に大きく影響を受けているのです。
そして、この3つの賃貸物件の建設ブームのうち、1960年代後半~1970年代前半の高度経済成長期に建設された木造構造の賃貸物件は、建設されてから50年は超えており、老朽化が進んでいるのです。
皆さんも、古い建物で人も住んでいるのかどうかわからないような、賃貸物件を一度は見たことがあるかと思います。
このような賃貸物件が、1960年代後半~1970年代に建設された建物なのです。
そして、解体工事を必要とする賃貸物件が増加しており、このような物件の解体工事費用には相場などはあるのかどうか皆さんが気になるポイントになるかと思います。
なので、解体工事業者が解体工事費用をどのように決めているのかどうか、またその要因についてご説明していきたいと思います。
賃貸物件の解体工事費用の変動要因
➀構造による(木造・軽量鉄骨造・RC造)※アスベスト除去費用と地中障害物撤去費用は別途になります。
・木造→坪3万円~4.5万円
・軽量鉄骨造→坪3万円~5万円
・鉄筋コンクリート造→坪4万円~8万円
古い賃貸物件においては、木造が多くを占めており最近の賃貸物件では軽量鉄骨造が増加しています。その中でも、鉄筋コンクリート造のマンションタイプは非常に頑丈に作られています。
戸建て住宅とは違い部屋数も多い賃貸物件を解体工事する際、基本の解体方法に違いはないのです。
木造の場合は、先ず養生を行い→屋根を撤去→残置物を撤去→内装解体→2階部分の手壊し又は重機での躯体解体→1階部分の重機での躯体解体→基礎解体→地中障害物の試掘・整地を行う。この流れは、戸建て住宅と変わりません。
軽量鉄骨造の場合、躯体の鉄骨部分を重機のアタッチメントにペンチャーを使用し切断するか、内装の木材を全て剥がして酸素ガスで溶断し、鉄骨を解体する作業が追加となります。
また、鉄筋コンクリート造では、躯体のコンクリート部分を、大きいサイズの重機で解体する作業と、解体した鉄筋とコンクリートを分別する作業が追加となります。
なので、まず構造が何なのかで金額がそのまま影響されると思ってください。
賃貸物件の解体工事はごみの量が多い
壊し方は同じですが、戸建て住宅と違う点があります。
それは、賃貸物件では、各住戸にそれぞれキッチン・仕切り壁・浴槽・トイレ等が増えるため、内装解体の手間と時間が増えてしまいます。
そのため、産廃運搬費用・産廃処分費用・内装解体費用は戸建住宅と比較して少し高くなります。しかし、躯体解体の場合、重機で一気に解体工事ができるので、この辺は、トータルの物件の作業状況に応じ費用が決定します。
まとめ
今回は、構造による費用の違いをご説明してきました。それだけでなく他にも、賃貸物件の階数と重機のサイズも費用に大きく関わってきます。次回は、こちらを詳しくご説明していきたいと思います。
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