詳細まで細かく、非常に親切な見積もり書

項目と単価が別々に分けられている内容に加え、産業廃棄物の処理費用や申請費用といったとても細かい項目まで丁寧に記載されている見積りです。解体業者の2割程度がこの見積もり書を作っています。

解体費用の原価がわかるくらい表記がされているので、透明性としては非常に高い見積書です。何がどのように組み込まれているのかもわかりやすく、非常に丁寧といえるでしょう。

中には、解体物件の見取り図や公図、現場写真までも一緒にまとめてくれ、ビフォーアフターがきっちりわかるくらいの資料として送られてくることもあります。

このような丁寧で細かい解体業者であれば、工事も丁寧にされている可能性が高いです。
しかし、このような細かく丁寧な業者は、道路の保護やガードマンといった、他の業者であればスルーするような項目までしっかりと計上していることが多いため、他の業者よりも費用金額が高く見えがちです。

高い値段だという感想で止めより、工事のトラブルなどを避けるためにも、実際に見積もり書を見て、会社自体が任せられるかどうかを見極めて判断しましょう。