解体工事の費用が決まる要因と解体費用が高くなる理由【解体工事ブログ】

大阪府大阪市西淀川区にお住いの皆様こんにちは！

大阪の解体工事クリーンアイランド のブログ更新担当です！

大阪府の皆様はいかがお過ごしでしょうか？

今回は、【解体工事の費用が決まる要因と解体費用が高くなる理由】についてご紹介していきたいと思います。

建物を解体工事する際の費用はおおよその費用の相場というものがあります。
しかし、それでもケースバイケースとなるために思いもよらない要因で解体工事の費用が高くなってしまうケースがあります。
解体工事の費用はどうやって決まるのか？
どのようなケースに解体工事の費用が高くなってしまうのか。
ここでは解体工事の費用の決まり方と費用が高くなってしまう原因や要因等について詳しく見ていきましょう。

解体工事の費用の決まり方

まずは、解体工事の費用はどうやって決められているのか。解体工事の費用が決まる一般的な要因を紹介いたします。

建物の大きさ

建物の解体工事の費用をだす時に最も重要なポイントになるのは《建物の大きさ》です。
解体工事の費用では、坪単価があり、その坪単価に面積をかけることによって、おおよその解体工事の費用を算出することができます。
もちろん、建物が大きければ大きいほど解体工事の費用は高くなるでしょう。

建物の構造

解体工事の費用が決まる要因として次にあげられるのが、《建物の構造》です。
解体工事を行なう建物が木造なのか、鉄骨造なのか、鉄筋コンクリート造なのか等で解体工事の費用に差が出てきます。

例えば、建物が木造の場合であれば解体工事の費用は、最も安く解体工事を行うことができます。
逆に、鉄骨造の建物や鉄筋コンクリート造の建物の場合ですと、その構造が複雑だったり使用する重機も特殊な重機が必要になったりする場合もあります。
そのため、木造の建物よりも解体工事の費用は高くなる傾向にあります。

その他の要因

その他《足場の費用や養生の費用》、《重機回送費》、《付帯工事（ブロック塀やカーポート等の解体工事）の費用》《廃棄物の処分費用》《諸経費》などが必要となります。

建物の大きさ、構造、その他の要因が解体工事の費用の大部分を占めています。
しかし、費用の相場に限らず特殊な要因や追加費用等が発生し他場合、思っていたより解体工事の費用が高くなってしまうといった場合もあります。

解体工事の費用が高くなる理由

解体工事の費用《建物の大きさ》《建物の構造》で決まるというところが多いです。
しかし、その他にも様々な要因により最終的な解体工事の費用の金額が決定されます。
解体工事の費用が高くなる理由とはどんなケースがあるのかを紹介いたします。

解体する建物の立地

解体工事を行なう予定の建物が建っている地域により解体工事の費用が高くなる場合があります。

解体工事は《騒音規制法》に基づき作業を進める必要があります。そのため、場所や地域によっては解体工事の作業が制限されることもあります。
例えば、閑静な住宅街等での解体工事の場合、大きな音が出るような工事の方法を避けて比較的、音がでにくく粉塵も少ない工法で解体する必要があるケースなどです。

周辺住宅の老朽化

解体工事を行う予定の建物の周囲の家屋や建物などが老朽化しているといった場合は、万が一にも解体工事によって損壊が起きてしまう等の事態が起こらないよう、その周辺の家屋や建物の現況調査を事前に行ったり、結果的に損壊してしまった場合は補償をする必要があるといったケースも出てきます。

そうなった場合は思っていた以上の費用が必要になるという可能性も考えられます。。

狭小敷地や密集住宅地での解体工事

解体工事は、一般的に重機を使って建物の解体をし、発生した廃棄物をトラックに載せて運搬します。
そのため、解体工事の現場にはトラックや重機等が入れるほどの広さが必要となります。
しかし、あまりにも敷地が狭い場合や面している道路が狭い場合、密集州宅地などの場合は重機やトラックの搬入が難しいケースもあります。

その場合は、解体工事の作業もトラックへ積み込む作業も人の手作業で進める必要があります。
人の手での解体工事ですと、重機で解体工事をするのと比べて手間や時間がかかってしまって、必然的に費用がかさんでしまいます。

また、通行人や車が多い道路に面した現場で解体工事をする場合、安全のためガードマン等の配置が必要となります。
ガードマンは安全面への配慮から必要な措置ですが、もちろん費用は必要となります。

アスベスト

アスベスト（石綿）が人に悪影響を与えるとわかり、その使用が禁止されるようになったのはまだまだ最近のことです。
アスベストの使用が禁止されるより以前に建てられた建物はアスベストを含んでいる可能性もあり、まだまだたくさん存在します。

解体工事の際にはアスベストが含有していないかアスベスト調査を行ないます。

アスベストの含有が確認されたら除去の必要があります。アスベスト除去工事には専門的な知識や技術が必要です。
そのため、アスベストを除去するための費用も必要となります。
アスベストが含まれている量や箇所によっても、費用は大きく異なります。

地中埋設物

アスベストと同様に、地中埋設物があるのかどうかも費用が高くなる要因となります。
解体工事を行なう前に図面などで確認がされることもありますが、やはり地中埋設物は解体工事をしてみて初めて見つかるというケースも多いでしょう。

埋設物の撤去のための費用は解体工事の前の見積もりの段階ではわからないので、発覚された時点で追加の費用が発生します。

地下室がある

解体工事の費用は建物の構造が複雑になればなるほど、高額になります。
地下室があるといった場合などでは、基礎工事が地下の深くまでされているといった場合も多く、その撤去をすることになれば余計に費用も必要です。

解体工事を行なう前段階で解体業者に基礎の図面まで見てもらい、見積もりに組み込んでもらうことで解体工事の費用がわかるでしょう。

解体工事の依頼時期

解体工事業者の繁忙期は、一般的には１２～３月といわれています。
もちろん、これは様々な状況等によって多少の変動などはあります。
繁忙期の解体工事の依頼は、そうでない時期の解体工事の費用の相場よりも高額になってしまう傾向にあるようです。
解体業者に聞いてみましょう。

残置物の量が多い

解体工事をする建物の中に家具や家電、不要になった日用品、一般ゴミ等の残置物がある場合、解体工事の際に解体業者が処分してくれます。
しかし、もちろん処分のための費用が必要です。
無料で処分してもらえる廃棄物もありますが、できる範囲で自分で片付け、処分をするとよいでしょう。

付帯工事が必要

建物本体の解体工事以外の作業のことを《付帯工事》といいます。
例えば、建物以外のカーポートや物置の解体工事、ブロック塀の撤去工事、井戸の埋め戻し等がこれに該当します。

付帯工事は建物本体の解体工事とは別となるため、付帯工事が多ければ解体工事の費用の総額は高くなります。

 

まとめ

今回は、【解体工事の費用が決まる要因と解体費用が高くなる理由】についてをご説明いたしました。