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2022.2.21スタッフブログ

解体工事とアスベスト➀

解体工事とアスベスト➀【大阪の解体工事ブログ】

大阪にお住まいの皆様こんにちは!

大阪の解体工事クリーンアイランド のブログ更新担当です!

大阪の皆様はいかがお過ごしでしょうか?

今回は【解体工事とアスベスト➀】についてご紹介していきたいと思います

 

contents【目次】

  • 【大阪 解体工事】アスベストとは

  • 【大阪 解体工事】なぜアスベストが問題となっているのか

  • 【大阪 解体工事】アスベストの健康被害について

  • 【大阪 解体工事】アスベストのレベルについて

  • 【大阪 解体工事】アスベストの建物への使用について

  • 【大阪 解体工事】鉄骨造のアスベスト

  • 【大阪 解体工事】設計図書で正確なアスベストの量を知ることができる

解体工事とアスベスト

アスベストとは

【アスベスト】という言葉を皆さん一度は聞いたことがあるかと思います。

新聞記事やニュース番組等で何十年ものあいだ問題となっており、現在でも明るみに出てきているアスベスト被害者は多くいらっしゃいます。

そもそも、アスベストは何なのかというと、石綿(いしわた)と呼ばれ、高度経済成長期から、非常に軽く、断熱性・耐火性・防音性に優れ、安く、丈夫で、当時は大変優れた奇跡の建材とされていたため、様々な建造物に使用されていました。

また、このアスベストは人の利用が多い学校や、店舗、工場などに使用されており、住宅の建材にもアスベストの量は少ないですが使用されていました。

そんなアスベストには、住宅等の解体工事をする際にどんな影響があるのかをご紹介していきたいと思います。

なぜアスベストが問題となっているのか

  • アスベストの健康被害について

アスベストがある近辺で生活している程度であれば、大した問題はないのです。

アスベストとは、埃よりも小さい繊維で非常に細かい繊維となって空気中に飛散するので、住宅等の建物の解体工事の際に、解体工事用のハンマー等でたたいたり、カッターでアスベストを切断してしまうと、そのアスベストが近隣住宅まで飛散してしまったり、埃よりも細かい繊維なので、目には見えない繊維が人体に入り込んでしまい、それが肺の中に知らず知らずのうちに溜まっていってしまいます。

その肺の中に溜まったアスベストは、肺がんやびまん性胸膜肥厚、石綿肺、中皮腫等の人体に多大な影響を与えてしまいます。

また、アスベストを吸い込んでから肺がんの場合、発症までに15~40年程度の潜伏期間があるとされており、高齢になってから気付き、被害に苦しむ方が多いので、非常に注意が必要になります。

  • アスベストのレベルについて

  • ♢レベル1

【作業の種類】石綿含有吹き付け材の除去作業

【発じん性】著しく高い

  • ♢レベル2

【作業の種類】石綿を含有する保温材、断熱材、耐火被覆材等の除去作業

【発じん性】高い

  • ♢レベル3

【作業の種類】スレート、サイディング、タイルなどレベル1、レベル2以外の石綿含有建材の除去作業

【発じん性】比較的低い

アスベストの建物への使用について

そもそも、昭和以前の一般的な戸建て住宅でアスベストがどこにも入っていないことはほとんどないでしょう。

それはなぜかというと、石綿含有(がんゆう)された建材が多すぎるからです。

例えば、外壁のサイディング、台所の床タイルや、床シート、屋根のスレート、内装の石膏ボード等、多岐にわたります。

上記は、比較的軽度のアスベストとなりレベルでいうと3となります。また、産業廃棄物費用は10万~20万円程度になります。しかし、鉄骨市造の場合そうはいきません。

鉄骨造のアスベスト

3階建ての鉄骨造の場合は、注意が必要です。

3階建て以上となる場合、鉄骨にアスベストを吹き付け、耐火対策を行っている可能性があるのです。

なぜ、そのようなことをするのかというと、鉄骨は熱に弱いので3階建ての場合、耐火建築物にすることと建築基準法で定められており、熱に弱い鉄骨を守るために、アスベストを吹き付けしなければならなかったためです。ちなみに現在はアスベストの代わりに、ロックウールという建材が使用されています。

このような場合は、アスベストレベルは1~2となるため大規模な作業が必要となります。

なので、金額に対して約100万円~200万円、それ以上の金額になる場合もありますが、この金額が解体工事に費用に追加されると見込んでおくのが良いかと思います。

設計図書で正確なアスベストの量を知ることができる

正確なアスベストの処理費用を事前に知りたい方は、設計図書を参考にするのが良いかと思います。

なので、解体工事が着工される前に、アスベスト処理費用を事前に知りたい方は建物図面だけでは記載がなくわからないので、設計図書があるかどうかを必ず確認することをお勧めします。

法務局では、敷地内の建物がどんなものかが記載されている設計図面を取得することができます。しかし、その建物がどのような構造で、建材はどのようなものを使用しているのかを確認するのには設計図書というものが必要になってきます。

しかし、この設計図書というものは保存義務が無かったので、建築主から所有者に引継ぎがされていないこともあったり、一般の戸建て住宅に住まわれている方々にとっては、この設計図書を確認するのが難しいことも多いです。

そのため、解体工事の着工前にアスベストの正確な量を知りたい場合は、アスベスト調査を専門に行っている業者さんに依頼してもらうのが良いかと思います。その際は、解体工事業者がアスベスト調査の専門業者を紹介することも可能な場合もあるので依頼する解体工事業者に確認してみてください。

 

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