資格を持っている業者はどんな業者？

許可を持っている業者は以下のパターンが多いです

○下請けをする解体工事会社

業者の中には、ハウスメーカーやゼネコンの下請けとして工事に入る場合があります。この業者を排出業者（産業廃棄物を発生させた業者）といいます。

下請け工事を行った際に、解体現場から出た産業廃棄物を運ぶための役割として必要になります。

○産業廃棄物収集運搬業者

収集運搬専門の業者はこれが無いと仕事ができないため、ほぼ持っていて間違いありません。

○中間処理業者

中間処理の前後で運搬をしなければいけないので、持っている企業があります。

○最終処分業者

上記と同理由でセットで持っていることが多いです。

一般廃棄物収集運搬許可とはどう違うか

一般廃棄物とは家庭から出るごみのことです。一般生活でのゴミが、一般廃棄物。会社で出たゴミが産業廃棄物です。

一般廃棄物を運ぶためには処分場が産業廃棄物とは違うため、一般廃棄物収集運搬許可という別の視覚が必要です。

解体工事のときに、家のごみの処分を依頼される方もいますが、依頼した業者が解体工事会社が一般廃棄物収集運搬許可を持っていないと、家の中にある家財道具などを処分することが出来ないので、注意してください。